KATO製103系を、西の30N更新化します。主に、戸袋&妻面埋めとベンチレター撤去、運転台窓削りです。種車は、KATOの新103系を使用しました。スカートは201系京阪神緩行の物を用意します。ヤスリと0,5ミリのプラバン、瞬間接着剤、カッターが必要となります。
〜〜〜改造方法〜〜〜
1、まず、ボディーと床下にわけ、ボディーは屋根、窓を外し、本当の意味でのボディーだけにします。
2、戸袋、側面行き先幕のHゴムをペーパーなどでけずります。行き先幕の部分はしっかりやリましょう。なお、実車の側面幕の感じはこんな感じ。戸袋に関しては、プラバンをはめてからまた削るので、おおまかに削っておきましょう。ドア窓じゃないので、間違えないようにしてください。削る部分は、このあたりです。目安としては、たて2ミリ横1ミリぐらいです。あくまでも目安なので、参考程度にしてください。
3、その後、戸袋サイズに切り取った0,5ミリのプラバンを戸袋にはめて、妻面サイズに切り取ったものを妻面の空間にはめ、瞬間接着剤で固定します。このときに、隙間ができないように、瞬間接着剤をたらしてください。
4、乾いたら、400番のペーパーで削り始め、徐々に目を細かくしていきます。最終的には1500や2000番などのヤスリでこすって、削ったところをつるつるにしてやりましょう。
5、次に、灰色などのスプレーを軽く吹いて、削った箇所を見ます。でこぼこなどがあれば、また、瞬間接着剤をたらして、隙間がなくなるまで「4」の作業をしてください。これで、見栄えも変わるはずです
6、削り終わったら、いよいよとそうです。その編成の色で塗ってください。ちなみに、私は、一時期存在した、この編成(山口 敦司さんが提供してくださりました)にしました。
7、窓ゴムなどに色を指します。各自で編成をよく調べてから行ってください。
8、ここまできたら、最後に、運転台窓のゴムに銀を指します。これで、金属押さえが再現できました。
9、次は屋根に移ります。ベンチレターの台座を削り、パテで埋めます。このときも、しっかり埋めましょう。また、ベンチレター他の改造で使用できるので、とっておきましょう。
10、屋根上がクーラーだけとなれば、ボディーと同様にペーパーで削ります。これも、丁寧にやりましょう。
11、屋根の色をKATOのに合わせる方はエアブラシ必須ですが、合わせない場合は、GMスプレーや、ジェイズのものでいいでしょう。
12、次に、窓の戸袋の部分を削ります。つめの関係上、バラバラにしたら厄介なので、こっちを採用した方がいいと思います。ただ、銀のサッシにヤスリでメスを入れないように気をつけてください。また、黒サッシの車両を再現する場合は、ばらばらにしなくては再現できません。
13、次にクハの加工です。スカートを装着するために、床下を小加工します。KATOのものを装着する場合には、京葉電車区307編成製作記をご覧ください。TAVASAのは、黒く塗ってから保護し、両面テープで止めてやりました。
14、ラスト加工は、運転台の窓の加工です。真ん中2つの削ってから、コンパウンドで整えます。これも丁寧にやることをオススメします。顔になる部分なので。
15、ボディーの保護が乾いたら、JRインレタと、トレジャーからでている更新車用のインレタを貼り付けます。
16、貼り終わったら、半光沢クリアーなどでボディーを保護します
17、あとはボディーと床下を組んで、祝!!完成です。お疲れ様でした。
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